塗師

漆は、繊細なあつかいが必要な生き物。

漆塗師〈名人〉

山口昌栄

 漆塗りの作業を幼いときから、見てきた山口昌栄(当社社長)は、漆の持つ深い輝きと暖かみに惚れた一人である。社長自ら漆塗り作業をする中で、自分が設計した仏壇をどのように色付けしていくか、金箔をどのように施すか常に最終工程まで考えながら漆塗り作業に取り組む。

 漆の乾燥には温度だけでなく、湿度が重要である。そう思うと漆は、生き物であると感じる。木地を丹念に研磨し、目止めの錆漆付け。漆塗りと研ぎの作業を何度も繰り返す地道な作業。決して焦ってはならない。

 最終工程の胴摺りと呂色磨きは、漆の繊細な部分を最大限生かした手法と言える。胴摺りや呂色磨きは自分の手の感触によって磨き上げ、前工程の塗と研ぎの地道な作業が花開く工程だ。

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漆塗り

刷毛の毛先に神経を集中し、繊細かつ素早く塗っていく。ゴミの付着を防ぐため、夏場でも扇風機やエアコンは使わず、閉め切った室内での作業は、超人的集中力が要求される。

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