金具師

仏壇に風格と存在感をもたらす、精魂込めた金具。

 仏壇の随所に使われる金具。それは決して派手に目を引くものではないが、仏壇全体に重厚さと立体感をもたらす、重要な存在感を持つものである。

 白木師さんが木地を仕上げたところで、金具を施す場所の寸法取りをし、打ち合わせの上、大きさ、文様を決める。仏壇全体のバランスを考え、仕上がりをイメージしながらの作業となる。

 板状の材料を型取りし、一枚一枚手打ちしていく。職人の魂がこもった良い金具は仏壇の風格を引き上げ、厳かな雰囲気をかもし出すものである。

 山形独自の技術である沈金などは、本当に手作りの良さを感じさせてくれるものだが、需要が減っているという哀しい現実もある。

金具